いらっしゃい!管理人です!
当ブログを読んでいただきありがとうございます!
はじめに
あなたは、
こんな不安や悩みをお持ちではありませんか?
・病気休暇中で収入が減っていて不安
・休職に切り替わって収入が止まってしまった
・退職することになり、収入がなくなった
休んで療養するにも余裕がない…
前回は、
障害年金の内容についておおまかにお話ししました!
今回は、
・請求申請するときに必要だった書類
・実際に行った手続きと場所
・準備にかかった費用
についてお伝えします!
※注意※
◎自分で申請するにあたって、
当時調べたこと・実際必要だった手続きを情報補完しながら紹介します。
あくまでも【個人の体験談】になります。
この通りやれば受給できます!という趣旨はありません。
◎必要な手続き・受けられる支援内容などは、
支給元の各団体/自治体や都道府県により異なります。
以上の点をご了承いただき、
参考までにお読みいただければと思います!
障害厚生年金の請求手続き
年金を受給するためには請求手続きが必要です。
加入団体によって、相談窓口や書類の提出先が変わります!
①障害「基礎」年金
→近くの年金事務所or住んでいる市区町村の担当部署
②障害「厚生」年金
→初診日時点で加入していた共済組合
ここでは
共済組合に請求手続きをしたパターンを紹介します!
手続きの流れ
初診日を確認し、該当の窓口に相談する(このときに年金請求書など提出書類をもらう)
↓
必要書類を作成
↓
「年金請求書」や「診断書」など、2でそろえた書類を該当の窓口に提出する
↓
結果を待つ!
以上がおおまかな流れになります。
ぱっと見簡単そうなのですが、私はかなり苦戦しました…。
難しかった部分に注目しながら説明していきます!
かなりエネルギーを使うから、
自分でやる場合は余力がある時にやること!
1.担当窓口への相談
障害年金請求すると決めたら、まずは窓口相談へ。
コロナ禍を経て、
飛び込みの相談を受けていないところもあるので
訪ねる前に電話で確認&相談予約するのがオススメ!
年金請求書や診断書などは、一括で様式が決まっています。
日本年金機構の公式ホームページから
ダウンロードして自前で印刷することも可能ですが、
A3様式のものやカラー刷り…と手間がかかります。
窓口に行くのとどっちがマシかという話でもあるのですが、
窓口で一式もらってくる方が楽かも!
「障害年金のしおり」や
受けられるサービスについての資料がもらえたりもします。
↓様式については日本年金機構公式サイトもチェック↓
実は、この“窓口を見つける”のも苦戦したポイント!
困ったポイント…相談窓口を“たらいまわし”に・・・
私の場合、
初診日時点で国家公務員共済組合に加入していたので、
まずは該当の共済組合に電話で問い合わせをしました。
…しかし、
担当の方があまり詳しくなかったのか、
在職中の年金の話は、
すべて“最寄りの年金事務所”でお願いします
そういうわけで年金事務所へ。
すると今度は、
障害厚生年金の範囲になるので
“所属の共済組合”に問い合わせをお願いします
・・・どういうこと?
結局どっち?
年金事務所には、
来所前にあらかじめ電話で相談内容を伝えていたので、
その時に断ってくれてたらな~とか。まさしく徒労。
結局のところ、
共済組合(本部)→年金事務所→共済組合(本部)→共済組合(支部)と
あちこちたらいまわしで四度手間でした。
このようなことが起こりうるので、
気持ちと体力に余裕のある時に動いてほしいなと言いました!
右往左往するのはかなりストレスです💦
いまここを読んでくださる方の中には、
人と話すことや、各所までの移動がしんどい方もいますよね。
書類をもらったりするのは、
家族など代理人でもOKなので無理はしないようにしましょう。
作成の方にエネルギーを温存!大丈夫です。
2.必要書類をそろえる
申請の書類作成がすごく大変そう…
本当に自分で手続きできるの?
プロに頼むべきなの?
窓口探しで疲弊してしまうと、
ここからの大事な作業がおっくうになりますよね。
書類(様式)自体が手元にそろえば、
付属の記載例を見たり、
現状や記憶を振り返ることで
申請のための書類は自分で作ることができます!
安心してください ^^) _旦~~
前述の1.でもらってきた「年金請求書」のほかにも
必要な書類がいくつかあったので紹介します。
↓↓↓ 私の場合 ↓↓↓
・年金請求書…自分で手書き
・マイナンバーを確認できる書類…マイナンバーカードの写し
・診断書(計2通)…①障害認定日時点のもの と ②請求時点の症状を記載したもの
・病歴・就労状況等申立書…障害の原因となった病気やケガについて、発病から現在までの経過を時系列順に書く←大事!
・受診状況等証明書…初診の病院で作成してもらう。初診日から現在まで転院がない場合は不要
以上の5種類の書類を作成しました。
簡単にではありますが、
順番に説明します!ついてきてくださいね!
作成にあたっての注意点やコツを紹介!
年金請求書
年金請求書(記載例)を参考に記入すれば簡単に埋まると思います。
ただし、
・年金請求書の「初診日」
・診断書の「初めて医師の診療を受けた日」
・「病歴・就労状況申立書」の「初診日」は
すべて同じ日付で統一しなければいけません。
ここがズレるとかなり大変です。
間違いがないようにしっかり確認を!
マイナンバーカードの写し
マイナンバーカードを表面・裏面ともにコピーして同封
★診断書
期間もお金もかかりそうだよね
A3の大きな紙。画像は窓口でもらったもの。
病院によっては、
独自の様式(データ)を準備しているところもあるので
主治医に確認してください。
ご覧のとおり、
記入事項が多い書類です。
作成期間は、
最低でも1か月くらいは見ておいた方がいいかも。
私は作成をお願いしてからやく1か月で受け取れました!
病院の規模や先生の忙しさにもよるので、
請求すると決まったらなるべく早めに依頼を!
審査の上で、主治医の意見は重要です。
請求が通るかどうかに直結するので
先生にもじっくり内容を練ってもらってください。
遡及請求(障害認定日までさかのぼって請求する)のためには、
①障害認定日時点の診断書
②請求時点の症状の診断書
の合計2通が必要でした。
初診のときと病院が変わっているんだけど…
というときは、
転院前の病院に連絡を取り作成を依頼します。
私は、
行ける範囲だったので電話連絡で作成を依頼。
1度通院し、近況のヒアリング。
過去のカルテ+ヒアリングをもとに、
2通目の診断書を作ってもらいました。
こちらは12,000円くらいかかった覚えが💦
期間は1通目と同じく1か月くらいだったかな。
※人によっては転院前の病院が閉院していたり、
前の主治医と合わなくて転院したなどの事情があると思います。
受診状況等証明書もそうですが、入手できない場合、
初診日が変わって支給金額が減ってしまう可能性が…。
可能な限り、
なるべく前の病院で作成してもらいましょう。
私は諸事情で黙って転院したのでちょっと気まずかった…
まとめると↓↓↓
◎依頼料…1通あたり 5,000円~15,000円(※病院による)
◎作成期間…1通あたり 1か月~(※病院による)
★病歴・就労状況等申立書
この書類、とっても大事です!!!
診断書は主治医に頑張ってもらう。
一方で、
この「病歴・就労状況等申立書」は自分の頑張りどころ!
これにはちゃんと理由があって。
唯一、
自分のつらさを自分の言葉で伝えられる部分だから。
どれだけ主治医と話していても、
隠して強がってしまったり、遠慮したり、
多かれ少なかれ認識に違いはあるはずです。
発症から現在までを振り返るのはつらい時間でしたが、
自分の素直な気持ちや現状を精一杯記入しました。
・どういう状況にあるか
・何に困っているか
・日常生活でできること/できないこと
・就労上できること・できないこと
を素直に書きましょう。
※ただし、くれぐれも噓は書かない!
受診状況等証明書
初診当時の病院と請求時点の病院が同じ場合は提出不要です(※要確認)。
私は
①初診日=Aクリニック
②障害認定日=Bクリニック
③請求時点=C病院 だったので、
Aクリニックで作成してもらいました。
県外のクリニックだったので、
電話で作成依頼→作成料振込→1か月ほどで作成・郵送で受取りでした。
これらの書類が揃ったら、
内容(特に各日付)に誤りがないか、
記載漏れがないかなどを確認していよいよ提出です。
何度も言いますが…
・年金請求書の「初診日」
・診断書の「初めて医師の診療を受けた日」
・「病歴・就労状況申立書」の「初診日」は
すべて同じ日付で統一すること!
集めた書類を提出して、結果を待つ
必要書類が揃ったら、
その後は請求時点でかかっていた病院の担当の方に引き継ぎました。
(病院の地域連携室や福祉士の方)
あとは結果を待つのみ。
請求から決定まで4か月ほどかかりましたが、
ありがたいことに遡及請求が認められて受給が決定して現在に至ります
(障害厚生年金2級、障害基礎年金2級)
おわりに
記事を書きながら当時のことを振り返るだけでも、
かなり消耗しました…。手続き、煩雑で大変ですよね。
精神障害での障害年金受給請求、
さらには遡及請求が認められることは
なかなか難しいことらしいので私は運がよかったのかもしれません。
いろいろ思い返して調べて補完しながら書きましたが、
間違いや改正事項もあると思います。
あくまでも手続きへの足掛かりとして読んでいただければ嬉しいです!
読んでくださったあなたに
「こんな選択肢があるんだ!」になれれば
病気になったことも、
今までのつらい時間も苦しみも、
お金をもらったからといって即刻解決することではありません。
少しずつ社会復帰に向けて動き出しているとはいえ、
今でも通院・服薬は必須ですし、
日常生活も就労も、
一般の人の「当たり前」とはまだギャップがあります。
決定もされなかったら、また落ち込んでいたはずです。
でも、
実際にダメ元でもやってみて、
このような結果になってほんの少しだけ報われた気がしました。
もし同じような状況で苦しい人、
悩んでいる人の力になれたら、
これまでの私のつらさも少しは浮かばれそうです!
たとえ見える場所に味方がいなくても、
同じような人がきっといます。独りじゃないはず。
あなたの小さなプラスになりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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