
こんにちは!黒マメです!
記事を読んでいただきありがとうございます。
「大丈夫?」って言われると、胸がぎゅっとなる。
優しいはずの言葉なのに、私には“責められているように”聞こえてしまう。
本当は全然大丈夫じゃないのに、「大丈夫」って返さなきゃいけない気がして。
そんな自分が、ずっと苦しかった。
「大丈夫?」が怖いのは、私だけじゃないと思う
子どものころ、親からよく「大丈夫?」と言われました。
でもそれは“心配”というより、“監視”のような響きがありました。
「ちゃんとやってるの?」「甘えてない?」──
そんな圧を感じて、胸の奥がいつもざわついていたんです。
そのうち私は、本当の気持ちを隠すのがクセになっていきました。
「大丈夫」って言葉で、心を閉ざすようになった
本当は泣きたくて、助けてほしいときもありました。
でも「大丈夫」って言えば、その場が穏やかに済む。
相手を心配させずにいられる。
だから私は、何度も「大丈夫」って嘘をつきました。
気づけばその言葉は、私の“心の壁”になっていたのです。
「大丈夫?」が“責める言葉”になったとき
大人になって、うつ病を打ち明けたときも──
勇気を出して話したのに、返ってきたのは心配の「大丈夫?」ではなく、
「そんなことで休んで大丈夫?」「ちゃんと働けるの?」
というトーンの“問い詰めるような大丈夫?”だったんです。
私はまた、あの頃と同じように息をひそめました。
「迷惑をかけてはいけない」「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込んでしまいました。
“優しさ”の形をしているのに、
その中に“期待”や“評価”が入りこんでいるとき、
「大丈夫?」は人を救うどころか、心を傷つける言葉になります。
本当にほしかったのは、「大丈夫?」じゃなくて「どうしたの?」
あの頃の私に必要だったのは、
“評価”でも“励まし”でもなく、ただ話を聞いてもらうことでした。
「大丈夫?」じゃなくて、
「どうしたの?」「しんどくない?」
そんな言葉をかけてもらえていたら、少しは肩の力を抜けたかもしれません。
もしかしたら、いまとは違う私がいたかもしれません。
大丈夫じゃなくても、生きていける
無意識のうちに、脊髄反射で発していた「大丈夫」というひとこと。
いまでも人に「大丈夫?」と聞かれるとつい口にしてしまいます。
でも、心の中で「いやいや。大丈夫じゃないんだよ。私はいま、しんどいんじゃない?」と立ち止まる練習をしています。
周りに言えなくても、せめて自分がわかっているだけでも安心できます。
「大丈夫」と言わなくてもいい日が、少しずつ増えていきました。
泣いてもいいし、休んでもいい。
弱さを見せても、ちゃんと生きていける。
いまでは、“大丈夫じゃない自分”を受け入れられるようになりたいと思っています。
おわりに

「大丈夫?」という言葉が、
本当の“優しさ”になることもあれば、誰かを追い詰める言葉になることもあります。
言葉の形は同じでも、その裏にある気持ちはまるで違う。
だから私は、今日も少しだけ正直に生きてみようと思います。
“大丈夫じゃない”って言える自分でいたいから。
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最後まで読んでいただきありがとうございました☕🌱
次回は「支配編」についてお話しする予定です。
同じように悩んでいる方が、少しでも心を軽くできたらうれしいです。
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